外国為替投資などについて解説している本やサイトでは、各国通貨を表現する時に円やドルなど日本語を使っていることが多いです。しかし、実際の為替レートの表示では、「USD/JPY」(ドルと円の相場)と日本語は一切使用されずアルファベット3文字の略語で表示しています。外国為替投資が初心者の場合、どれがどの国の通貨記号なのか分からず混乱していまうこともあるでしょう。なので、よく見かけることが多い主要な通貨の略字は最低限知っておくと良いのではないでしょうか。主要な通貨としては、USDは米国ドル、JPYは日本円、EURはユーロ、GBPは英国ポンド、AUDはオーストラリアドル、NZDはニュージーランドドルです。この6つについては、覚えておいて損はないでしょう。業者など金融機関によっては、その他にも多数の通貨を扱っているところもあります。なので、もし余裕があるのなら、CADはカナダドル、CHFはスイスフラン、HKDは香港ドル、SGDはシンガポールドル、THBはタイバーツの5つをプラスして覚えておくのも良いかも知れません。あと、為替レートの表示では、基本的に左側の通貨を1としたときの価格が表示されます。例えとして、1ドルが80円の場合に「USD/JPY85−80」と表示され、1ドルは80円で買うことができると言う意味になります。これらのことを理解しておくと、為替レートを見ても表示されている意味が正確に理解できるでしょう。
外国為替に関するニュースやレポートなどで、「USD/JPYにてドル強気」や「ドル上昇」などと言う表現がされることがあります。では、このドル強気と言うのはどのようなことを言っているのでしょうか。ちなみに、USD/JPY相場とは1ドルに対して円がいくらになるかを表している指標です。USD/JPYにてドル強気と言うのは、日本円に対してドルが上昇傾向にあることを言っています。つまり、円を主体として表現をすると「円安」方向と言うことです。逆に、ドル弱気と言うのは、ドルが下降傾向と言うことなので「円高」方向と言うことです。「ドル強気」「ドル弱気」と言う表現の意味を知っておくと、為替に関するニュースやレポートも理解しやすくなるでしょう。
投資のひとつとして外国為替投資がありますが、為替の売買はどのような仕組みになっているのでしょうか。その仕組みについて簡単に例を挙げて紹介します。個人投資家がドルで預金をしようと考えて、銀行で日本円を支払ってドルを購入しました。このように書くと、銀行から個人投資家がドルを買ったように思われるでしょうが、それは違います。為替と言うのは「相対取引」なので、どこかの誰かが個人投資家にドルを売ったのです。
為替相場は、シドニー市場が始まってから(月曜の午前4時)ニューヨーク市場が閉まるまで(土曜の午前6時)、24時間休むことなく稼動しています。それは、株式のように東京証券取引所と言うような場所があって、すべてを仕切っているわけではなく、世界中のいろいろな市場が数珠つなぎになって稼動しているからです。しかし、24時間稼動している為替市場ですが、休むことなく頻繁に取引が行われているわけではありません。世界中にある為替市場のうち、ニューヨーク市場・ロンドン市場・東京市場が世界三大市場と言われています。この三大市場が稼動している時間が、基本的には取引の多い時間となっています。
外国為替投資を行うのなら、通貨の特長について知っておくことも大切かも知れません。世界各国に通貨はありますが、特長により「主要通貨」「準主要通貨」「エマージング通貨」「その他の通貨」の4つのグループに分けられると言われています。「主要通貨」と「準主要通貨」は、主に先進国の通貨で取引量が多く安定性のある通貨です。ちなみに、通貨の取引量の差によって、主要通貨と準主要通貨を分けているそうです。「エマージング通貨」は、ブラジル・ロシア・インド・中国など、急激な経済成長をしている国の通貨です。
為替相場とは、異なる通貨同士の交換比率のことです。また、市場における交換比率の推移のことです。ところで、この為替相場には様々な制度があり、国によって様々な制度で管理されていることを知っていますか。為替相場の制度には、他の通貨とのレートが変わらない「固定相場制」と、市場の動きによりレートが変わる「変動相場制」があります。さらに固定相場制には2つの制度があり、1つは全通貨に対して固定相場とする制度です。
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